物理化学演習2

 ( 3回生 前期  木曜3限 )
後半のテキストは、pdfファイルとして授業の初めに配布する。
 A13棟2階の情報端末室で分子軌道法と対称性についてを演習する。分子軌道法は理論系のみならず実験系の化学者にとっても、最先端の研究を行うために、もはや必要不可欠 となりつつある。ここではもっとも簡単な近似のひとつである、経験的分子軌道法EHMO法プログラムをもちいて、分子軌道と反応性および対称性からくる分子の性質について演習する。その後、第一原理に基づいて分子の化学反応経路を計算によって求める演習を行う。
 レポートを提出し、出席状況と提出されたレポートの内容を総合的に評価して成績をきめる。

日時 授業内容の概略
9月6日 UNIX(Redhat Linux) の使い方
Z-matrixの作り方
分子の対称性と帰属方法について解説
指標表の説明
指標表から、分子軌道の対称性とその個数を計算する方法について解説
拡張Huckel分子軌道法のプログラムの使い方について解説
分子軌道の意味と描画方法について解説
水分子を拡張Huckel法で計算
水分子について、拡張Huckel法から得られる軌道の対称性を帰属
9月7日 エチレン分子を拡張Huckel法で計算
電子状態の対称性について解説
π→π* 遷移と吸収光のx,y,z偏光について解説
ホルムアルデヒド分子を拡張Huckel法で計算
アンモニア分子を拡張Huckel法で計算
ブタジエン分子を拡張Huckel法で計算
酸素分子、窒素分子とそのイオンの結合性について解説
9月8日 ナフタレン分子を拡張Huckel法で計算
フラン分子を拡張Huckel法で計算
ディールズアルダー反応を説明
演習問題を解いて、レポート提出